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陳洪綬(ちんこうじゅ、chén hóng shòu)
[1598-1652]
陳洪綬。明末清初の書画家。幼名は蓮子、またの名を胥岸、字は章侯、号は老蓮、小浄名。晩年は老遅、悔遅、悔僧、雲門僧と号した。浙江省紹興の人。若いころ劉宗周を師として科挙に臨むが及第しなかったが、崇禎期に宮廷に召された。明朝滅亡後、雲門寺で出家、後に還俗して画を売って暮らした。人物画を得意とし、同時代の画家崔子忠と並んで“南陳北崔”と呼ばれ、“明代300年随一”と称賛された。陳洪綬の没後、その作品の技術は後学の手本となった。作品としては《九歌》、《西廂記》挿絵、《博古葉子》などの版画、詩書の《宝綸堂集》がある。